女の子と会話(挨拶が終わったら編)

 名前、年齢、飲物なんかの話が終わると、ここからが正直中学生英語では難しいです。「う〜ん、困ったなあ。話すことがなくなったぞ」なんて思いながらビールを飲み、ステージの女の子を眺めていると、女の子から「仕事、休み?」(business?holiday?)と聞いてきたりします。

 「休みだよ」と答えると、「いつ帰る?」(When back?)と聞かれたりします。要するに女の子側としては、この客がいつまで滞在して、何回ぐらい店に来てくれるのか、ということが問題なわけです。(その度に指名してもらえば稼ぎが増えるわけです)

 お返しに今度はこっちから「出身はどこ?」なんて聞いたこともありますが、イサーンとかチェンライと答えられても、こっちにはそれがどの辺だかさっぱり分からないので、最近はあまり聞かなくなりました。

 代わりに、「あなたはここがきれいだね」とか、「あなたの番号は何番」とか、「名前をきちんと知りたいから、英語でスペルを書いて」なんてお願いすることもあります。(旅の指差し会話帳が役に立つという人も多いようです)(英語で名前を書けない子もいるようなので、強要はしない方がいいです)

 もともと旅行記を書くために小さなメモ帳を持ち歩いているのですが、結構役に立ちます。ついでに電話番号やメールアドレスを書いてくれる子もいます。(ただしある程度うち解けて、危ない客ではないと女の子が判断してからです)

 まあそうやって、ステージのダンスを眺めたり、ポツリポツリと会話を交わしたり、時には手を取ったり、肩を抱いたり(女の子の様子を見ながらですよ)、まあ要するに「わたしゃあんたが気に入ったよ」というようなポーズをとっていると、女の子側から「ホテルはどこ?」なんて聞かれたりします。

 「どこどこだよ」なんて答えると、「じゃあそこに行きましょう」というお誘いがかかります。ホテルはどこ?なんてまだるっこしい手順を省いて、いきなり「あなたのホテルに行きたい」と言う子もいます。

 まあ大多数の人はそのような目的を持ってこういったお店に通っているのだと思いますが、私はこういったやりとりを楽しみたいということが目的なので、最初の頃に食事に行った以外は、原則としてお店から連れ出すことはありません。

 しかしそれでは満足できない方もいると思いますのでもう少し話を進めると、連れ出してもいいなと思えば「ペイバー」ということになります。

 その場合お店にまず連れだし料として600B前後のお金を支払います。そこから先は女の子との値段交渉になります。要するに何時間ぐらいの間で、何をしたいのかということです。食事に行こうよとか、ちょっとショッピングとか、まあ人それぞれ考えることはいろいろです。

 ただ基本的には女の子を店から連れ出して、働く時間を奪うわけですから、それなりの謝礼が必要になります。謝礼の基準はどうやら時間にあるようで、ショートとよく言いますが、これが2時間以内で2000〜2500Bぐらいでしょうか。

 一晩中付き合ってということになれば、3500〜4000Bということになるらしいです。価格の幅があるのは、交渉次第という部分もあると思いますし、女の子自体が強気の場合もあります。

 またさらにどこかに行って、そこから女の子だけが帰る場合、タクシー代として100〜200B前後、さらに大変良い時間を過ごしたという気持ちがあれば、それに上乗せして500Bとかを支払う場合もあるようです。

 まあこの辺は店を出る前に、きちんと「いくら?」と悪びれずに聞いておいたほうが良いと思います。それをせずに後になって「高すぎる」なんてホテルの部屋で主張しても通用しません。無用なトラブルを招くだけです。

 当たり前ですが、タイは海外ですから日本の常識だけで物事は進みません。

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