シャーク

2011年

 昨年末(2011年)にバンコクに行き、最初は例によって「バカラ」に入ったわけですが、寄ってきた女の子が5分もしない内に「ペイバー」を口にすることに嫌気がさして、「バカラ」の隣にある店に入りました。それが「シャーク」です。

 ゴーゴーと言えば基本的に店内の構成は同じで、真ん中あたりにステージがあり、それを取り囲むように座席が並んでいます。客の方はステージ上の女の子を見ているだけです。

 ただいろいろな人のブログを読んでいるとなんとなく分かってきますが、店の経営方針によって、女の子の質や容姿、接客態度も異なるようです。

 シャークは大人気の「バカラ」の隣にあるという、ある意味地の利が良いのか、お客さんもそこそこ入っている割に、女の子の対応は割とノンビリしているように感じました。

 しかしこういった個人的な感覚は、たまたま入ったある時刻での店の雰囲気であって、その時ステージ上にいる女の子達の雰囲気が良ければ、「あっこの店は相性がよい」と感じるでしょうし、たまたま自分の好みに合わない女の子達が多い場合は、その瞬間に「この店は駄目だ」という印象を持つかもしれません。

 つまり同じ店であっても、入店した時刻でその印象は変わり、また入店した人の好みでもまた印象が変わります。

 いろいろなブログを読んでいると、特定の店の名前を出して、この店は駄目、というような断定的な記述をする人もいますが、好みは人それぞれですから、ゴーゴーバーという店の営業形態に興味を感じる人は、何回も足を運ぶしかないのかなと感じています。

 でそれはそれとして「シャーク」に関する私の印象ですが、容姿がタレントさんのように優れていると思われる女の子はあまりいない印象でした。容姿だけで言えば「バカラ」に軍配が上がるような気がします。

 ただ性格はおっとりしている子が多いように思いました。これは店の営業方針でもあるようで、ノルマ等が女の子に課せられていないのかもしれません。

 ステージ上で激しく踊るような子は少なく、これは「バカラ」と同じです。しかし「バカラ」の女の子がステージ上から客を見る視線は、「ペイバーしてくれるか」「金を持っているか」という品定めのような視線でしたが、「シャーク」の女の子達の視線は、「この客と相性は良いか」「私を優しく扱ってくれるか」というような視線だったように思います。

 男の一人としては、当然ながら容姿のよい子から言い寄られた方が気持ちが良いに決まっていますが、その目的がペイバーや金だと言うことが透けて見えると、やはりげんなりします。

 私個人の好みから言えば、相性の良さそうな女の子を横に呼んで、おしゃべりをしたりするぐらいで充分ですし、私のような初老のおじさんがタレントのような若い女の子から言い寄られるはずがないことも充分認識していますから、その意味でも素朴な雰囲気を感じさせる「シャーク」は好みの店であるような気がします。


2013年7月

3日目の1店目

 過去に妙に馴れ馴れしく接してくる子がいた店なのですが、余りに馴れ馴れしいので、むしろ私は困惑してしまい、足が遠のいていました。

 今回行ってみたのは、そろそろその子がいなくなっている頃合いではないかと思ったからです。ナナのレインボー2では意中の子がいなくなってがっくりしましたが、この店では該当の子がもしかしたらいなくなっているかも、と期待して出かけるんですから勝手なものです。

 まあお金を払ってビールを飲んでいる客の言い分ですから、そういった我が儘も許されるのかなと思っていますが、実質的に誰かに迷惑をかけたわけでもなく、要するに私の気持ちです。

 というわけで、カーテンをくぐって店内へ。見知らぬウエイトレスさんに左側の席に案内されました。落ち着いてステージを眺めると、時間が早い割には大勢の子がいます。

 しかも、私から見て、「おや、この子は性格が良さそうだな」と思える子の比率が高いように思えました。たぶんこの店のママさんの営業方針なのだと思いますが、、要するに客を値踏みするようなガツガツした視線を感じないと言うことです。

 しばらくステージを眺めていると、なんと昔なじみのウエイトレスさんがまだ働いていました。久しぶりだったのでご挨拶。ついでに飲物を奢り、「どのくらい働いているの?」と尋ねると、「3年」と答えてくれました。かなり長期の働き者だと感じました。

 ステージをしばらく眺め、たまたま言い寄ってきたちょっと年齢は高いものの美形の子がいたので、この子に飲物を奢り、しばし歓談?しかし話が続きません。

 「また機会があったら来るね」と言い残し退店。

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