空港からホテル
初めてのバンコク旅行の時はリムジンカウンターで行き先や料金について若干の英語。しかしリムジンの運転手はホテル到着まで何もしゃべらず。つまりカウンターはOK。運転手さんは不可。
ちなみにリムジンの場合は正確に目的のホテルまで行ってくれましたが、その後何回か利用したパブリックタクシーは、その近くまでは行ってくれるものの、ホテルの正確な場所を知らない運転手が多く、最後は英語や身振りで道順を示す場合が多いです。
と言うことは、ある程度自分自身がホテルの場所を知っていないといけないということで、初めてのホテルの場合、これは結構面倒だなと感じています。
ホテルに到着後チェックインの手続で若干の英語。予約書類を渡せばだいたいあまりしゃべらずにすみますが、朝食の場所とかデポジットとかの説明を丁寧にしてくれる場合もあり、そのときはヒヤリングが大変です。
ちなみにさすがにホテルのフロントでの英語は洗練された英語が多いように感じられます。早口だと逆にヒヤリングに苦労しますが、落ち着いて聞いていると半分ぐらいは分かるように思います。
さらに荷物を運んでくれたボーイ君にチップを渡しながら「サンキュー」。ただしボーイ君はそういった挨拶以外英語は不可。これはハウスキーピングのお姉さんも同様。(チップを必要としない係りも多いようです)
ホテル内のレストラン従業員さんも、挨拶以外英語は不可。ただし卵料理を作ってくれる人には、オムレツとかスクランブルエッグ等のメニューに関する英語はOK。
オムレツに何を入れるかとジェスチャーで聞かれることもありますが、指で示して問題なしです。
交通機関
タクシーの運転手さんは基本的に英語は不可。ただし重要な地名は英語読みでOK。ただ日本のガイドブックに書いてあるようなカタカナの英語だと、どうもイントネーションが違うようで、時々首を傾げられます。
有名な夜遊びの通りである「スクンビット」も日本語で書くと平板な音調になりますが、実際には「ク」の部分を強く発声すると通じやすいように思います。
こういった発音は、一人旅の場合自分の感覚を研ぎ澄まして判断するしかないのですが、駅名なら実際にBTSやMRTに乗ったとき、その発音をアナウンスで聞くことが出来るので、自然に覚えるような気もします。
なお旅行記にも書きましたがタイ人の英語は語尾を消してしまうことが多いようで、はじめてタイに行って、タクシーの運転手さんに王宮に行くため「グランドパレス」と伝えたのですが、なかな通じない。
この時宿泊したホテルがラチャダーのエメラルドホテルですが、これも通じない。結局前者は「グランパレ」、後者は「エメロン」で通じることが分かりましたが、欧米人の発音とはかなり違います。
逆に律儀な日本人の英語は、語尾まできちんと発音してしまい、それがかえって分かりにくくしているような気もします。
次に、高架鉄道のBTSや地下鉄のMRTですが、券売機はタッチパネル方式で英語に切り替えることが出来ます。MRTの券売機は右上に「English」と書かれていて、そこをタッチすると英語表記に変わります。
小銭がないときは、改札横のブースで両替してもらいますが、1日パスとかの特別チケットを売っている場合もあり、それと混同されないように「イクスチェンジ プリーズ」とはっきり告げた方がよいように思います。
改札には改札トラブルのために係員さんが立っていますが、この方には英語はほとんど通じないようです。時々ゲートが開かないというのトラブルがあるようで、その場合はジェスチャーです。
チャオプラヤ川のエクスプレスボートですが、ツーリストボートはちょっと高いのですが英語が通じます。通常のエクスプレスボートは、特に英語は必要なさそうです。おばちゃんが回って来たら、お金を差し出せばよいだけです。
料金は最近均一料金になったように思うのですが、はっきりしません。