チップについて

 私はハワイ旅行が好きで、すでに20回近く、延べ日数も200日ぐらい行っていると思いますが、いまだにチップについては時々悩みます。悩む内容は額ではなく、渡す場所やタイミングです。

 それでも一応タクシー、ホテル、レストラン、オプショナルツアー等々様々な場所でさりげなくチップを渡す習慣があるんだということは認識していますので、タイの場合はどうなのかなということが最初の頃の旅行では気になりました。

 しかしタイでは基本的にそれほどチップの週間が徹底しているわけではないようですし、ハワイのようにチップが従業員さんの副収入になっていて、それがないと生活できない、というわけでもなさそうだということは分かってきました。

 一方でガイドブックにはホテルで云々とか、マッサージを受けた場合、タクシーに乗ったら、といろいろ書かれていますので、結局どれが正しいんだという部分がよく分からないままに旅行となりました。

 以後5回ほど行っていますが、いまだによく分かりません。ただタイではお金を持っている人が持っていない人に何らかの形で貢献するのは当たり前、というような考え方があるようで、その考えで行くと余裕資金で日本からタイまで旅行に出かけることが出来る人は、現地でお金に困っている、または収入が少ない人にチップを渡すのは当たり前、ということになります。

 というわけで、以下私が実践しているチップについて簡単にまとめておきます。

@ 両替所

 いくら親切に両替をしてくれたと言っても、その場でチップを渡す人はいないと判断しています


A タクシー

 チップ云々の前に、運転手から値段交渉をしてくる場合があるようで、この場合はその交渉によって妥結?した額になります。最近はほとんどすべてがメーター利用になっていますが、時々雨天時や深夜では値段交渉をしてくる場合があるようです。

 通常のメーターで乗った場合ですが、とりあえず端数のお釣りはそのまま受け取らず(運転手さんも小銭は持っていない、という噂も聞いていますが)タクシーを降りています。たまたまちょうどぴったりだった場合は、臨機応変。運転手さんの態度で判断しています。

 この場合上乗せするのは20B程度です。


B ホテル

 ドア係には渡したことがありません。部屋には1日につき20B(バーツ)ベッド脇に置いています。メモ帳があった場合は英語で「Thank you for cleaning」と書くこともあります。こうすればチップだと分かるし、受け取る方も気持ちが良いだろうと思っています。


C レストラン

 タクシー同様端数はそのままにしてしまうことが多いのですが、欧米人の多いレストランでは、すでにサービス料が追加されて請求されている場合があり、その場合は合計額をきちんと払いチップは渡していません。 

 当然ながらサービスや値段の点で不満を感じたときは、一切チップは払いません。


D マッサージ

 通常のマッサージでは、基本的に2時間程度のマッサージの場合、終了後の見送ってくれるときに100B渡しています。あの重労働の対価として1時間300Bぐらいでは申し訳ないなという気持ちを持っています。


E 夜遊び場所

 これは人様ざま。夜遊びの種類にもよると思います。不愉快な態度を取られたらまったく渡さないという選択肢から、なんとも幸せな体験をした、ということであれば数百Bのチップもあり得ると思っています。

 中には500B、1000Bと渡す人もいるみたいです。



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