第10章 願わくば・・・
(泥のようにだるいと書き残して)
熱が急上昇し、下がらない ノイトロジンで白血球を増やそうとするが、反応が鈍い
泥のようにだるい 解熱剤も効果なく、下痢が続き、体のだるさがピークを迎える
宣告 白血球が働かず、白血病細胞が増え肺炎に
何をすべきか? 見るからに辛そうにしている中で、家族には何が出来るのか
小康状態? 小康状態に見えたが、体内では・・・
回復期ではなく、実は・・・ 回復期ではなく、体が病気に負けつつある
体力の限界か? メールも打てず、しゃべることも辛そう。何も出来ない歯がゆさ
最後の言葉は「大丈夫、大丈夫!」 意識が朦朧、話しも通じない、ハワイに行けたのがウソのよう
最後まで回復を信じて 本人は最後まで生き抜く決意だったが・・・
静かに逝く 深夜の電話が最後通告

トップページに戻る

第11章 すべてを終えてへ